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環境技術実証モデル事業に選定

平成15年度 小規模事業場向け
有機性排水処理技術分野にて、
弊社技術が選定され、客観的に実証されました

既に適用可能な段階に有り、有用と思われる先進的環境技術でも環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために、地方公共団体、企業、消費者等のエンドユーザーが安心して使用することができず、普及が進んでいない場合があります。
環境省では、平成15年度より、「環境技術実証モデル事業」を開始し、このような普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者機関が客観的に実証する事業を試行的に実施することといたしました。
本モデル事業の実施により、ベンチャー企業等が開発した環境技術の普及が促進され、環境保全と地域の環境産業の発展による経済活性化が図られることが期待されます。
(環境技術実証モデル事業ホームページより)

詳しくは、「環境技術実証モデル事業」ホームページにて公開されておりますので、こちらをご覧下さい。

実証試験概要

対象技術
名  称 油脂分解菌付着固定床式接触ばっ気法
運転開始 平成12年4月
対象技術の原理 特殊バイオフィルターから構成される固定床に高活性油脂分解菌(スーパーH菌)を付着させ、厨房排水中に含まれる動植物油を始めとする汚濁物質を分解する。
高活性油脂分解菌を定期的に添加補充することで、油脂分解活性の安定維持を図る。
試験場所
名  称 関西エアポートワシントンホテル
所在地 大阪府泉佐野市
対象技術の原理 宿泊 : 504 部屋 723 名収容
宴会場 : 最大 400 名
レストラン : 156 席
その他 : チャペル、コンビニエンスストア等

処理フロー

実証結果概要

運転及び維持管理に必要な人員 月 1 回 2 名/回 平均 150 min/回
発生汚泥量 別途搬出するものなし(予定 : 年 1 回清掃実施)
電力消費量 114 kwh/日
薬剤使用量 スーパーH菌: 3.2 kg/月
騒  音 機械室外 1 m : 54 db
臭  い 機械室外 1 m : 無臭、不快でない
排水 1 m3当たりの処理コスト 142 円/m3