バイオ処理式グリーストラップB・トラップ
バイオ技術でグリーストラップの問題を解決
グリーストラップ（グリース阻集器）は、厨房その他の調理場から排出される排水中に含まれている油脂分を可能な限り次工程（管路、浄化槽、下水処理場）へ流出させない為に設置されます。
これは、昭和51年の建設省告示 1597号（改正：昭和57年建設省告示 1674号）により、設置が義務づけられていることに基づいており、グリーストラップに溜まった油脂や残渣は産業廃棄物として扱われ、事業主の責任において適切な処置を施すことも義務づけられています。
弊社のバイオグリーストラップは、強力油分解菌スーパーＨ菌と特殊バイオフィルター微細気泡発生装置を使用したＢＮ-クリーンシステムにより、従来のグリーストラップの様々な問題を解消し、グリーストラップの維持管理を簡便にします。
製品の特長
- スーパーＨ菌に油脂を分解させることにより、浮上して滞留した油が腐敗して悪臭を放つのを防止することができる。
- 衛生状態が改善されるため、グリーストラップの実態としての問題点である清掃への嫌悪感がなくなり、継続した清掃を行える。
- 清掃が行いやすくなり、浮上油の回収頻度も激減するため、維持管理作業の負担が軽減される。
- 流出管での油脂による閉塞を防止する効果があり、下水道や浄化槽への負荷の軽減につながる。
- 引抜き清掃の頻度も大幅に削減されるため費用負担も軽減される。
システムの説明
滞留式グリーストラップとの機能比較
滞留式グリーストラップ（従来型）
機能
- 油脂分をその物理的特性により油水分離槽に自然浮上させ、滞留させる
維持管理
- 毎日、ストレーナー内のゴミ類を清掃除去する
- 毎日、分離・浮上した油脂分を清掃除去する
- 定期的に除去した油脂分の処分を専門業者に委託する
効果
- 洗剤の影響と排水の水温が高い為、油水分離槽に浮上し、滞留している油脂分の割合が小さい
- 滞留している油脂分と堆積したゴミ類が腐敗し、悪臭が発生する
- 悪臭と不潔感の為、毎日の清掃の継続が困難である
- 毎日の清掃が困難な為、業者委託による引抜き清掃がかなりの頻度で必要となる
- 流出管にスケールが付着しやすく、短期間で閉塞し易い
B・トラップ
機能
- スーパーH菌により油脂分を分解し、槽内の腐敗や悪臭を防止する
維持管理
- 毎日、ストレーナー内のゴミ類を清掃除去する
- 月に一度、スーパーH菌を補充する
効果
- 悪臭は軽減され、油脂分はスーパーH菌により分解されている為、槽内は大変衛生的で毎日の清掃が容易である
- 流出管にスケールがほとんど付着しなくなる為、管の閉塞が軽減される
- 排水ピットや浄化槽で負荷が軽減される
定期的なメンテナンスが必要です。
各種の標準品（FRP製及びSUS製水槽の小型から大型・側溝流入型・パイプ流入型・耐火仕様 等）がございます。
既設のグリーストラップにも改造により導入可能です。